otakuchang’s blog

紹介のやつ見て

仮面ライダー電王を見ました

 

 

佐藤健の顔面てカスタマーサービス満足度№1では?????????

 

 

 

otakuchang.hatenablog.com

 

前回仮面ライダー鎧武を見て面白さに衝撃を受け、他のも見たいなあとズブズブと沼に足を沈めている昨今です。

今回は仮面ライダー電王を視聴したので感想や考察など語っていきたいと思います。

 

ネタバレがんがんしていくつもりなので無理な方はご注意。

ちなみに見たのは本編+俺、誕生!+ファイナル+トリロジー3本です。

 

結構もやもやがあるんですが、私がなんか見逃してるのかなあ…

電王を選んだのはリアルタイムの時にずいぶん盛り上がっていた印象があったから。

いつか見たいなあと思いつつ見てこなかったのを、これを機に見てみることに。

 

まずなんと言っても佐藤健くんがすごい。

野上良太郎という主人公役だけど実質10役ぐらいこなしているのでは…?

私の見解では未来の桜井侑斗も佐藤健くんが演じているのでは、と思っています。

変身中の声の演技もうまいしそれぞれに憑依されてる時の表情とかもいいよね…

序盤はずっと「こんなん乙女ゲーやないか…」と思ってました。

イマジンたちとの関係性もそれぞれ良くて、私の中の夢女子心と腐女子心が一気に満たされた。

組み合わせるタイプの保険かよ…

未来の事故を予期して事前に積み立ててくれるじゃん…

 

で、いきなり考察に入るんですが、未来の桜井侑斗も佐藤健くんが演じているのでは?と思っている理由。

まず私は野上良太郎=桜井侑斗説を推していきたい。

もしかしたらもうここらへんは他の媒体で回収されてるのかもしれないけど。

私の考える相関図としては、

 

・野上愛理と野上良太郎(桜井侑斗)は夫婦である

・野上愛理と若い桜井侑斗は姉弟である

・ハナは野上愛理と野上良太郎(桜井侑斗)との子供である

 

って感じなんですけど…

自分で書いててもわけわからなくなってくるなこれ。

 

結構最初から決めつけて見てた部分もあるので、決定的なことを見逃してる可能性も大いにあるだろうなと思います。

侑斗が「桜井侑斗だ」って名乗った時点で「絶対違うわコレ~~」って思ったし、未来の謎の人物が桜井侑斗だと判明?した時も「いやいやいや絶対未来の良太郎だよ」と思った。

 

1話か2話ぐらいの時点で「未来の良太郎がイマジンとの時間を良い方向へ導くために何度も何度もループしてやり直してるんだろうな」って思ったし、最終回でもそう思った。

良太郎の「まだ気づかないの?」とか、カイの「またダメだった」とか。

多分電車の環状線のように時間はぐるぐるとループしていて、みんなそこから分岐点を作ろうとしてるんだろうなって考えてたらほんとに分岐点出てきたし、時間がねじれればねじれるほどハナちゃんの髪も巻かれていくし。

 

トリロジーの良太郎が何故違う子なのかは理解してないんだけど、もしかして弊本丸システム採用してる???

説明しよう!”弊本丸システム”とは、刀剣乱舞のオタク内において同じキャラであっても審神者(プレイヤー)が違えば設定も解釈も違う別の存在であるとする考え方である。

例:「弊本丸の三日月はモチを喉につまらせます」

なお、その後Fate/Grand Orderのオタクにも輸入された模様。(弊カルデア

 電王の設定的にキャラの誰がいてもいなくても成立するし、違う人が既存キャラ名乗ってもそれがその時間の中で正しければOKみたいな感じなのかな…?

私の想像ではカイも良太郎と愛理の子供で、ハナが産まれたせいでこの世界に存在できなくなってしまったのでイマジンを使って過去を変えようとしている…って思っているので、一応スジは通るような…

 

子供に関してはジークの一件でイマジンが妊娠中の胎内に介入できると示唆されていたので、妊娠中に時間が移り変わることによって産まれる人間が変わることもあるのかもしれない???

8月に産まれる予定だったのに最終回の時点で妊娠してないので、カイが産まれる予定だった→良くないことになるのですべて忘れて存在するはずの時間ごと消そう→カイの記憶があいまいになっていく(途中でモモタロスたちが良太郎に入りにくくなったのはそのせい?)

 

ハナちゃんが途中でちっちゃくなったのは、ハナちゃんが消される未来が分岐して、カイが消される未来へ向かったから、まだ未来が確定していない時期の姿になったのかなあと。

幸太郎によって良太郎に孫が居ることが確定してますが、私は良太郎と愛理の子供がハナだと思っているので、幸太郎はハナの息子だと思ってます。

トリロジーにてハナが親心を諭すシーンがありましたが、あれはそういうことなんじゃないかなあって。

さすがにハナちゃんがあそこで急に親心を出してくるのわかんないし…

 

そして私が一番モヤモヤしているのがトリロジーの愛理と侑斗のラブストーリー。

あれって本編で桜井侑斗(若)が未来に縛られなくなったことで愛理と結ばれる未来がなくなったらハナも産まれないやんけ!という推測への補完だと思うんですけど、

そもそも本編最終回でハナちゃんが消えなかった時点で桜井侑斗(若)がいなくてもハナは産まれるってことなんじゃないのかな?って思ってしまうわよね。アタイはね。

 

侑斗から愛理に向けたあの感情の数々は本来弟だったはずの自分がその場所に居られないことへの悲しみとかそういうアレもあるんやないかなあ…

「良太郎」って名前がそもそも良太郎がつけそうな名前だし、良太郎が産まれた日の絵が赤ちゃんの良太郎を第三者視点で描いてるし…

侑斗がイマジンを追って過去に飛んだ時に未来の桜井侑斗が危ないのを助けずに良太郎のほうを助けたのも、過去の良太郎が無事ならここにいる未来の桜井侑斗も無事だとわかってたからじゃないかな~~なんてね。

 

あともう一つ考えているのが、「リュウタロス」の名前の由来。

まずリュウタロスも未来の桜井侑斗(良太郎)が名前をつけたと思っていて、みんな昔話のヒーローからつけられているけど、リュウってなんだろう?

私が知識ないだけかもしれないんですが、推測として「まんがにっぽんむかしばなし」のOPから龍を連想してつけたんじゃないかなと。

龍って吉兆じゃなかったっけ??

リュウタロスの外見からしても中国テイストっぽいので、龍はプラスな印象で合ってるんやないかな。

 

そしてリュウタロスのことは時間の分岐の鍵とも思ってます。

何度も何度も同じ時間をやりなおした良太郎(未来の桜井)はリュウタロスを過去へ送り込むことで未来を変えたんやないかな~って。

良太郎(未来の桜井)がゼロノスとして記憶を消費していく中でリュウタロスからもその時間が消えて、何故良太郎の中に入ったのかわからなくなる。

イマジン自体はカイが作った存在なのでカイのような性格。

愛理への気持ちは良太郎の心に潜伏中に良太郎から移ったんかな。

愛理のことが好きで侑斗のことが好きじゃないという共通点もありますし。

 

こじつけっちゃあこじつけよ!

でもなんとなくひっかかってもやもやするのよ!

 

で、最後に「電王」という名前について。

中盤ぐらいまで全然気づいてなかったんですが、電王のベルト見たらローマ字表記が見えまして、

「DEN-O」

と書くんですね。

無理やりかもしれないですけど、「DEN」は「END」、「O」は「ゼロ」という解釈ができるんじゃないでしょうか?

つまり、

「END-ZERO」

全てを終わらせてゼロから未来をスタートさせていく存在だという考察です。

このぐらい10年前にみんな言ってたんかな。

「電王」によって「おう」の「う」は発音しないことがわかるので、

「RYOUTARO」から始まり全てのタロスたちにはゼロがあり、そしてSTARTの「S」がつく。

ていうかこれ書いて気づいたけど良太郎の名前の中に「YUTO」があるじゃんオイ~~~~~~~

RYOUTAROからYUTOを引くとRUARになるけど釣りのルアーとはスペルちがうよな~?

で、RYOUTAROとRYUTAROSは一字違いと。

「O」に関しては数字のゼロとアルファベットのオーと記号のマルを表していると思っていて、

ゼロ=時間の始まりと終わり

オー=王

マル=環状線

とかかな~と。

敵キャラって「O」も「S」もつかないよね…?

デネブも元々敵だったわけだし、伏線と言えば伏線かなあ。

 

私にとって仮面ライダー電王は良太郎による良太郎のための「ZEROへ至る物語」だなと感じていて、そこから一歩、どうにか分岐して「ONE」へ踏み出した瞬間から「NEO」が始まるわけですね。

でもあの戦った時間は消えていないので今も良太郎とモモタロスたちはあの時間で戦い続けていて、カイが目指す未来を阻止し続けているんだろうなあ。

 

 

さて、ぐだぐだと文章が蛇行してしまいましたが(電車だけに)オチもなにもないので私はこれから他の人の考察でも見たいと思います。

お付き合いいただきありがとうございました。

仮面ライダー鎧武を見ました

 

作業の間はアマプラでアニメとか流してるんですけど、なんとなくずっと気になっていた仮面ライダー鎧武を見ることに。

現在本編+映画3本を見終えました。

元々特撮界隈に疎く、事前の知識もまっさらな状態から純粋に”仮面ライダー鎧武”という作品を単体で見た初見オタクの感想です。

(追記:数日で詰め込んだので紘汰(コウタ)のことずっとコージって書いてるね…)

 

 

まずね、私こういう人間関係をじっくりコトコト煮込んだ蠱毒みたいなの大好き。

私もそれなりにジャンル幅広く色々見てきたオタクなので1話の段階から「ああ、こうなるんだろうな」とか予想はついてました。

怪物の正体はあれで、それに気づいて無理になっちゃうんだろうなとか、あの女の子の正体はこういうやつなんだろうなとか。

 

結果としてそれは当たっていたんですが、「やっぱりね~」にはならなかった。

結果に至るまでの過程が凄すぎる。

伏線の張り方がめちゃくちゃ繊細で、あの子からあの子への視線が…とか、この時何か言おうとしたのに何も言えないどころか速攻でシーン切り替わるやん…?とか。

 

この作品の中に明確な正義や悪はなく、皆信じる未来へと歩んでいく中でぶつかり合うだけ、というなんともいえない歯がゆさがあります。

視聴者は誰に肩入れするでもなく、ただただみんなが一生懸命進む様を見守ることになるんですが、それぞれのキャラへのヘイトの溜め方がすごい。

 

私が「おぉ…」となったのが、ミッチが裏切る前、仮面ライダー大戦?の映画のやつで、コージが猪突猛進なのを焦って止めようとするミッチ、に気づかず前しか見てないコージ、を見てイラつきを抑えながら諦めるミッチ。

こういうのの積み重なりなんだよね。

家族や友人でもこういう風に日々ちょっとずつイライラが溜まって、別に嫌いなわけじゃないけど怒りたくなる時がある。

そういう些細なヘイトの積み重ねで大きな亀裂が入る。自然な導入に舌を巻きます。

 

それぞれの守りたいもの、進みたい道がうまく伝わらずに”敵”という存在に変貌してしまう。

まさに戦国時代の同盟、裏切り、戦い…

味方でさえお互いの考えを100%「それ正解!そうしよ!」と思っているわけではなく、「部分的にそう」「結果的にそうだけど過程は違う」などの細かい思考の分岐があり、それによってその時その時の行動が決まっていく。

まるで現実の人間関係のような相関図を子供向けの特撮で表現できる手腕に脱帽。

 

特に、長編作品の映画といえばその場限りで倒されて終わりの敵キャラですが、鎧武の最終回で登場した敵キャラがわからなくて「え~なに?どういうこと?視聴者の想像にまかせる系?」と思っていたら映画のほうにボス敵として出てきたのは最高だった。

「誰なんだこれ、わからん」からのあの時系列を知って「なるほど!?」ってなる感覚、事前の知識を得ずに見た人間ならではの興奮で大変楽しかったです。

 

仮面ライダー大戦のやつも、「まーた適当なイメージ映像つくっちゃって笑」とか思ってたんだけど、放送枠を争っているという意味だとわかると「ヤベー…」てなる。

斬月と龍玄は主人公に絶対なり得ない存在だとか、バロンが勝てばバロンのストーリーになるんだとか、あの馬どうやって乗ってんだとか。

タイムパラドックス世界線というよくある設定をこんなに上手に乗りこなしてる作品はじめて見た…

虚淵さんの脚本アニメは見たことあるけど、やっぱりこうして年単位でストーリーを作り込めるとなるとこんなに緻密な作りが可能になるんだね。

 

長期作品の良さって、キャラが心にちゃんと住んでくれるところだと思うのよね。

前々から後ろにちょいちょい映ってたキャラがメインに!?とか、ここでこのキャラが駆けつける!?とか、びっくりな展開でも矛盾せずちゃんと心をくみ取ることができる。

同じ結果に至るとしても過程が多いと少ないではまったく違う。

 

たとえばぬりえ。

同じ線、同じ枠内でも、12色で塗ったものと24色で塗ったものでは立体感、陰影、生気、全然違うよね。

絵って違和感がなくなればなくなるほどスッと受け入れやすいと思う。

「これ何?」とか「なんかわかんないけど変…」て思うと作品の奥まで考えが及ばないんだよね。

 

鎧武では徹底的に違和感を無くし、視聴者が作品の奥に触れることができる素晴らしさがある。

 

 

私が最初に「これスゴ!」と思ったのは、1話か2話あたりで主人公が「何のために戦うのか?」と悩むシーン。

主人公は「自分のために戦う!」と結論付けたわけだけど、この「〇〇のために」という考え方は結構大事だと個人的に思っていて、これを序盤で自然に織り込めるのはすごい。

「自分が戦うのを人のせいにするな。人が傷つくのを自分のせいだと驕るな。」

私はこういうふうに受け取りました。

「誰かのため」なんてことは絶対にありえない。結局自分に返ってくる評価や利益があることを無意識にわかっている。それを理解するなら「誰かのため」と言ってもいいんだろう。

私だって20歳ぐらいにようやく理解したことなのに、これを子供向けにやるのすごいよなあ。

多分子供は何かあった時ふとこのシーンを思い出して「こういうことか」と、スッと心に落とすことができるんだろうな。

 

 

あと、”外来種””生き物の進化”という設定はシビれました。

元々「善も悪もない。ただ在るべき姿でいるだけ」みたいなの好きなんですけど、外来種とか圧倒的にどうしようもないじゃん!!

ただ繁殖するためにどこでも根を張るようになっただけ、ただ種を運ばせるためにおいしそうな匂いを発するようになっただけ。

巻き込まれたらたまったもんじゃないけど、感情でどうにかなる問題じゃない。

このどうしようもなさが純粋な”人間vs人間”を生み出していて最高なんだよなあ…

争ってる場合じゃないのに考え方が違うとどうしても争っちゃう、人間ってそうだよね…わかる…(?)

最終的にあまり「インベス」という言葉を使わなくなり、「怪物」と言っているのが印象的でした。

ちょっと『正解するカド』みたいなところがあるかもね。

 

 

大筋のストーリーに関しては、こう、宇宙が始まり地球ができてそれから…みたいな、NHK地球ドラマチックを見ているみたいな感じになった。あと神話。

結構神話になぞらえてる部分があるのかなと思っていて、アダムとイブはそう言ってるようなもんだし、ユグドラシル世界樹で、コージ、カイト、タカトラは古代神話のタイターンでもあるのかなって。

あと宗教の流れは詳しくないんだけど、リョウマが死んだシーンてキリストを表してるんかな~?って…

髪の毛、磔、復活(映画)っていうところでなんとなく。

コージが羽毛まみれになってフッカァ…てなってるやつはルシエル→ルシファー的な、仮面ライダーオーバーロードっていうのを表してるんかなって。

 

左が希望、右が絶望っていうのもなんかそういう宗教とか神話とかが関わってるのかな??

全部私が勝手に考えてるだけなんで全部関係ないかもしれないんだけど。

マイとかコージとかは基本的に画面見て左側に立ち位置があることが多くて、エンディングの4人の立ち姿でもタカトラ←コージ←→カイト→ミッチっていう希望絶望グラデーションになってるなって。序盤からどんな意味があるのか考えてたけど、最初はみんな別々の方向を向いてるってことだけ表してるのかなって思ってて、だんだんみんなのストーリー内での立ち位置が見えてくるにつれてグラデーションがはっきりしました。

コージ、カイトの最終決戦ではカメラワークがぐるぐると回り、右も左もなかった。

どちらが希望でどちらが絶望かなんてわからないからなのかな。

コージとマイが向きあって未来について話した時、ピンショットなのにコージは画面左、マイは画面右でした。

っていうかこっちから見ての左右だから同じ方向向いてるシーンだとあっちから見た左右で考えればいいのか!?!?!?

まったく意味なかったら面白いね…

 

無意味だったら面白いシリーズでもうひとつ、”フェンス”。

OPでもフェンスが出てきたし、話の中でも人間関係がこじれるシーンだと謎一斗缶や謎木箱だけでなく絶対にフェンスが出てくるような。

ミッチがコージを左から右へ吹っ飛ばすシーンが2回?ぐらいあった気がするんだけど、それも吹き飛ばされた先のフェンスを一緒になぎ倒して、そこからミッチに反撃が始まった。

ミッチがタカトラをやるときもフェンス越しのアングルが不自然に入っていた。

最初のバロン同盟vs鎧武のビートライダー対決でも、鎧武のメンバーがわざわざフェンスの向こう側にいたり、カイトが裏切られてフェンスに追いやられたり。

OPでフェンスごとコージが砂塵になるのも「戻れなくなる!」ってことじゃん?

そういう意味で言うと”水面”もそうだと思うけど。

川辺や海辺の戦闘は誰か死ぬってことやん…?

噴水?でハセが死んだように。

で、OPで鏡のように見えるのは水面だよね多分。

呉島兄弟のとこで斬月が龍玄を止めるのは拒絶じゃなくて「危ないからこっち来ちゃダメ!」なんかな。

あとチームバロンは乾いた地面で踊ってるのにチーム鎧武は水バッシャーってなってて、最初は爽やかさ演出してんのかなって思ったんだけど、水の意味に気づいていくにつれめっちゃ怖くなった。

実際みんなオーバーロードによって死にかけてるし。

OP最後にバイクまたがるシーンのロックシードこえ~しブドウがちゃんと右端だし。

 

 

ぐっさん1話から不審者臭出してたけどあそこまでちょいキャラ的役割で何話も続けられるのは長期シリーズならではだよね。

絶対情報操作してるヤベー奴だよってわかるのに全然動かないからなんか別にいいのか…?って気持ちがちょっと湧いてしまう。

いわゆる神ってことでいいのかな?

アダムとイブにリンゴをあたえるのって神だっけ?

ヘビは円環を表しているからだと思うけど。

「お前のおかげで早く済みそうだ」っていうセリフとサッカー映画を見る限り、ぐっさんも戦いを早く終わらせたいんかなっていう印象。

 

 

コージは何でもないただの純粋な青年であるが故に近くにいる人の心の穢れを浮き上がらせてしまうし、「許してくれ」「許さないでくれ」「殺してくれ」「裁いてくれ」みたいなクソデカ感情を向けられてしまう。

これは本編+映画3本全てに見て取れた。

「俺のせいだ」から「みんなにそれぞれ心の弱さがあるんだ」になれたのはマイのおかげだよね。

「俺のせいだ」は無意識に周りを見下して「俺が守ってやる」になり、「守られる存在じゃない!」という反発を生んだ。

でもみんなそれぞれ何かと戦っている、自分もみんなに守られているという事実に気づけてやっと対等にマイと話せるようになったのかなって…

 

 

子供だけでなく大人の教育にもいいわねこの仮面ライダー鎧武って作品は…

 

 

全部じゃないけどまっさらな状態で感想とか考察とか書けたんでこれから他の人の考察とか俳優さん裏話とか漁ろうと思います!!!!!!!

ほんとは自分の仮面ライダー遍歴も書こうと思ったけど長いからやめようね。

ここまで読んでくれた人がいたらありがとうね。

 

日記

2018/10/25に別のブログで書いたものをまるごとアップ。

 

ラジオききました。

学生時代の奇行とか好きなものについての話とか面白かったです。

でもやっぱ聞き手がいるほうが楽しいかもな~

森嶋さんの行動って「どうしてそうしたのか」「なぜそう思ったのか」を追求すると哲学的な面白さがある。

私の考え方が森嶋さんと全然違うからそう思うのかもしれないけど。

 

森嶋さんと自分の違いを考えることって多くて、

たとえば趣味。

私も最近洋画見ることが多くなってきたんだけど、森嶋さんがアメコミ系SF系が多いのに対して私はサイコホラーとかリアル系が多い。

アニメとかゲームとかも全然合わないし、森嶋さんが楽しそうにやってる仕事よりも苦手そうなコンテンツのほうが私は楽しめる。

食べ物、服、音楽…全然違う。

あと考え方で言うと”行動までのプロセス”

森嶋さんはやりたいことがあったらそこに向けて努力するし、それを当然として気持ちも揺るがない。

私はやりたいことよりもできることを探してどうにか楽したい。

 

私にとって森嶋さんは外国人や宇宙人のように見える。

新しい考え方に触れさせてくれるし、時には理解しがたい行動もあるけど、まあそういう文化なのかなあという気持ちになる。

すごいとは思うけど参考にはしない。違う人間なので。

全然違うからこそ面白い。

 

でも好きなこと語る時の語彙力のなさやテンションはオタクのそれすぎて普通に知り合いの話聞いてるような気持ちになった。

アニメの中の世界に行くならキャラに成り代わるんじゃなくてクラスメイトになりたいしなおかつ記憶を保持したまま好きなキャラと仲良くしたいとか言っててクソわかる。

好きな作品を「とにかく見てください!」としか言わないの布教に失敗する私そのものだった。

推しへのお手紙に関する30の質問

kwisnmkt.hatenablog.com

 

みなさんもう推しへの年賀状書きました?

私は書いてない。

去年は年賀状書かなかったな~なんて思ってるうちに年始のイベントで手紙投げたらそれが事務所に届く年賀状より先に推しの手に渡ったみたいで結果オーライ。

今年はまあ~、いいかな。悩みすぎて自分に負担がかかるより書きたくなった時に手紙をぽいっと投げるほうが、お互いにとって良い気がするし。

てことで推しに書かない代わりと言ってはなんですが、手紙についての話です。

質問をお借りしましたので答えてきましょう。

 

 

 

1.初めて渡した手紙を覚えていますか?

覚えてない。


2.封筒、便箋にこだわりはありますか?

ない。


3.便箋何枚くらいの手紙を書きますか?

その時による。


4.手紙を渡す頻度はどれくらいですか?

まちまち。


5.マチソワ間での手紙は書いたことがありますか?

あったような気がする。


6.下書きを作成しますか?

ない。


7.下書きをする場合はどのような形式ですか?

単語を書きとめていることはある。


8.下書きまたは手紙の文章を考えるタイミングはありますか?

書きながら。


9.下書きまたは本書きの履歴は残っていますか?

写真にとってあったりなかったり。


10.便箋に文字を書くタイミングは決まっていますか?

文字を書くのは文字を書く時では…?


11.手紙を書きながら予定していたことより文章が増えることはありますか?

予定は未定。


12.時節の句や締めの句など手紙の様式に沿った書き方を心がけたりしますか?

したりしなかったり。


13.書かないように気を付けていることはありますか?

最低限マナーを守った文章ならええんかなって。


14.これは必ず書いているということはありますか?

ない。


15.宛名に「~~へ」や「Dear」、「To」などは書いていますか?

便箋には書かない。


16.手紙本文の書き出しで名乗りますか?

ない。


17.手紙本文の書き方は敬語ですか?

はい。


18.手紙の中に推しの名前はどれくらいの頻度で出てきますか?

文脈に沿って。


19.手紙の中に好きという単語はどれくらいの頻度で出てきますか?

文脈に沿って。


20.手紙の中に必ず入れてしまう自身の癖のような文章はありますか?

相手に問いかけるような語尾。


21.便箋にページ番号は振っていますか?

振らない。


22.本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?

ない。


23.最推し以外に手紙を書くことはありますか?

ない。


24.最推し以外への手紙の頻度はどれくらいですか?

ない。


25.下書きを読み返すことはありますか?

写真はたまに見る。


26.読み返した下書きについて手紙や別の形で推しに報告することはありますか?

ない。


27.手紙を書いている上で自身が変わったなと思うことはありますか?

まず手紙を書くという行為自体推しにしかしない。


28.手紙について推しから言及されたことはありますか?

ない。


29.手紙に書けないけど伝えたい想いはありますか?

ある。


30.自分の手紙と推しについて語りたいことをどうぞ 

私は今の推しにしか手紙を書いたことがないし、なんで書き始めたのかも忘れた。

推しにとって手紙がどんな存在なのかわからないから、自分が書くことが正しいのか、間違っているのか、嬉しいのか、嫌なのか、全く知る由もない。

自分勝手で無責任で、まるで自分の気持ちを一方的に投げつけるための道具みたい。

好きなのに傷つけたり勘違いさせたりすることもあるだろう。

どんな気持ちで私の汚い字を読んでいるのか、推しにしかわからない。

 

 

以上。

一問一答形式でぱぱーと書きました。

思うことはまだ色々とありますが、それはまた別の機会に。

 

無からお金を生み出した

 

価値ってなんだろう???

 

 

お久しぶりです。

ぐんと寒くなりましたね。体調どうですか?

私はあんまりよくなかったですがここ最近安定してきました。

痩せすぎだから太ろうねってお医者さんに言われたものの、落ち続ける体重と無い食欲に気落ちする毎日です。

 

さて、そんな私ですが、嬉しいことがありました。

みなさんBOOTHってご存知ですか?Pixivに登録してる人なら知ってるかもしれませんね。

BOOTHは自分の絵でグッズを作成し販売までできるサイトです。

自家通販やイベントに出品することも可能です。

自作のイラストを1枚アップするだけでグッズのイメージ画像が出来上がり、注文が入ると工場で実物が出来上がって注文者や発注者へ発送されます。

 

そのBOOTHで私はスマホカバーを出品しているんですが、

出品したその日になんと3件も注文をいただけました。

値段は出品者の自由で、私の場合は原価(本体の値段+運営サイトへのマージン+送料)で販売しているため、利益はありません。

しかしこの時点で原価ぶんとはいえ何千円もお支払いいただけるなんて、すごいことです。

お金出すほどじゃないなって思ったら買わなかったらいいだけですもん。

 

私が紙にボールペンで落書きしただけのものをペイント(あのペイント)と無料のアプリでいじっただけのデザインとも呼べない代物にまず”購入”という判断をしていただけたことが素直に嬉しいです。

 

しかし、更に嬉しいことが。

BOOTHの機能として、応援したいクリエイターに”BOOST”できる、というものがあります。

わかりやすく言えばチップです。

表示された価格のまま買うこともできるけど、あなたの気持ちを上乗せしてあげることもできるよってことですね。

 

この”BOOST”という機能で、今ご注文いただいている3件とも上乗せをしてくださっています。

タイトルの『無からお金を生み出した』とはこのことです。

 

もともと「なんか作るのって楽しいかもな」って思って、何を作るのかも決めずに便箋の裏に落書きをしたのが始まりでした。

落書きをスマホで写真撮ってアプリで透過して素材にしました。

特に難しいことはなく、素材を並べ替えたものを”デザイン”としてBOOTHへアップロードして完了です。

 

自分の感性をあまり信じていないので、アップロードする前は親友に言われた「100均感」という言葉を鵜呑みにして不安になりました。

どこがダメなのか具体的なことも言われずとにかくなにかを直してみる時間は「デザイナーさんやイラストレーターさんがリテイクされる時ってこうなんだな…」と謎の納得を得られます。

そこで他の人に相談してみたところ、まさかの高評価しかありませんでした。

 

フォロワーさんに至っては「買うんで発売始まったら教えてください」とか言うもんで、若干その方に向けてデザインを直しました。

そんなちゃんと売るつもりはなかったし、サイトに登録する以上まあ売れたらすごいなあぐらいの気持ちだったので、登録してすぐその方にURLを教える以外は宣伝も何もしませんでした。

売れても原価しか入らんし原価しかとらないとしても高いわこんなん。

そんな私のやさぐれハートとは裏腹に、フォロワーさんはBOOSTありで購入してくれた上に私が宣伝しないからと宣伝ツイートもしてくれました。

 

えっなんかめっちゃすごい…

語彙が吹き飛んでその時はそのぐらいしか思えませんでしたが、

多分価値を認められることで承認欲求が満たされたのかなと推察してみます。

 

同時に、「いいよ私にお金使わないで他の所に使いな…」という謙遜のような自己肯定の低さが表れる気持ちに苛まれました。

だってこれ”無”だったんだよ?材料も買ってないし技術を学んできたわけでもない。

それどころか昔から絵が下手で図工も美術も全然ダメでお馴染みの私がデザイン(笑)したとか言っちゃって。

 

 

 

…この自分の価値を理解できない感じ、どこかで既視感があるんだよなあ。

 

というか、考えなくてもすぐわかりました。

私の推しです。

 

私の推しはあまり褒められ慣れていないようで、褒められると速攻で謙遜&それ以上の褒め返しを行います。

他人が自分を卑下するとめちゃめちゃ否定するし、それなのに推し自身は卑下ばっかする。

多分卑下してる自覚もないんだろうな。

 

推しはとにかくオタクがお金出せない仕事ばっかりしていて、

無銭のイベントはしょっちゅうだし、接近もライブもとにかくお金がかからない。

一時期は私もツイッターで「推しの価値はもっと高い!」「他の人から見たら石かもしれないけど私から見たら宝石なの!」「誰かの適当は誰かの大切!」みたいなこと言ってキレてましたね。

kindaipicks.com

これとかまんまそれ。名画なんて私は1枚もいらないし0円でも買わない。

 

 

なんか感想自体に感想をもらうことも増えて、「こんなこと言ってもらえたら○○さん(推し)も嬉しいよ」とかなんか色々お言葉をいただいたりしてたんですけど、

私は喜ばせようと思って感想を言ってるわけじゃないし、もし私と同じ気持ちの人がいたら個室居酒屋で2時間ぐらい「わかる…」「それな…」だけで会話してたい。

私の感じる推しの価値と周りが思っている(?)推しの価値の差に苦悩し、

そもそも推し自身の考える自分の価値の低さにも憤りを覚えました。

 

接近とかでただ感想言ってるだけなのにめっちゃ感謝されるみたいな。

なんかまあ一応ぼやかしておきますけどそのような現象。

「いや褒めてないから!感想だから!こんなんに感謝すんな!本気で褒めたらどうなっちゃうの!?死ぬの!?」

そんな気持ちが片隅にあり、褒め言葉をセーブするほどです。

ツイッターとかでもネタツイとしてSUKIを発散してますが、真面目に書いても同坦拒否だのガチ恋だの言われない環境がほしい。

私だって同坦拒否するなら垢作って他坦と閉じこもるしガチ恋ならオタクなんかせずに友達のツテで繋がりに行くわボケェ。

 

なんか話逸れましたけど、つまり推しの”仕事”に対して価値を感じていて、「受け取る代わりにお金を払うのはもはや等価交換、物々交換と言ってもいいと思っている」、ということです。

あのーなんかおじさんの顔が描いてある紙をさ、それを仕舞ってある専用ポーチから出すじゃん?でさ、お店の人に渡すわけ。

そうするとどうなると思う???CDがもらえるんだね。

欲しいものを欲しい人がもらう。物々交換の基本ですよ。

感想とかっていうのはそれの付属品みたいなもので、買ってる時点で価値は認めているし、出せるならもっと出したい。

産まれてきてくれてありがとうはオタクが自分の需要に推しという供給があることへの感謝だから。言葉と金は別だよ。

 

 

 

 

さて、ではこのブログの最初らへんからサッと読み直してみてください。

もうサッと、スッと、スクロールしながら雰囲気だけ。

 

 

 

見ました?????

 

サッとスッと雰囲気だけ見てもなんとなくおわかりいただけると思います。

「お前その下の文章読めよ」と。

なんだその、自己判断でお金を払ってくれた人に対してウジウジウジウジ…

自分の評価なんて関係ないんだから買ってもらった事実、感想に対して喜んで感謝してればいいんだよ!!!!!!

 

 

 

 

こうして無からお金を生み出したことにより、

私が推しや周りに感じていた価値観の違い、気持ちのズレなどを自分の実体験として感じることができました。

実はこうして文章にすることによって気持ちの整理をしているところもあり、評価されている自己を肯定したい自分と謙遜と卑下に絡まった自分がいまだ心の中で精神分裂を起こしています。

 

推敲もなにもなく読みにくい文章ですいませんでした。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

アニドルカラーズ、クラリティナイト

 

 
1/24アニドルカラーズのクラリティが4人揃って初ニコ生。
ついにこの日がきた~~

もうめっちゃ緊張した。始まる前から。私が。
50分て短すぎでしょ。
キャラ紹介から入り、メール紹介でキャラの性格にかけた話を一人ずつ。
森嶋さんは「最近不幸だったこと、または幸せだったことはありますか?」
不幸だったことは半月板損傷したこと、幸せだったことは雪の日に仕事休みだったこと。
半月板損傷ってなんやねん~~~~~~何勝手に半月板損傷しとんねん。
しかもさらっと言うから驚くワンクッション入れられない!!!!!!
「半月板損傷しちゃったんです!」「えぇ!?!?」「そうなんです!ダンスの振りで膝をやってしまって…!」「大丈夫なんですか!?」「もう今はなんともないんですけどね!」
みたいな感じでワンクッションいれさせてくれ。
まあなんとなくそれっぽい会話はしてたけどさらっとすぎるんだよ。一回驚かせてくれ…
雪の日はアイスコーヒー飲んでたね。幸せでよかったね。

バラエティコーナーではこの4人の中で一番かわいい人をこたえるってやつだったんだけど、
みんな畠中さんなのなんでなの?
打ち合わせの段階からなんかあった?話聞かせて?
2個目のお題はクラリティを漢字一文字で表すなら。
森嶋さんいつも通りサラッサラ書くよね。
そして書いた字が「透」。
透明感とかそんな感じだよね多分。
そんでどっちも揃わず罰ゲーム。
動物のグッズ?もこもこの猫の手とか猫耳とかつけてくれる感じ。
森嶋さんは鷹なので鳥のやつ。
羽?のなんか…幼稚園児がお遊戯会でつけるような、背負うタイプのやつ。ぺらぺらの紙。
あと鳥の頭のかぶりもの。
どっちも番組のスタッフの手作りらしいけど鳥の頭なんかめちゃくちゃかわいくて似合ってたしまた絶対使ってほしいな~~~~~…

ボイスドラマではめちゃめちゃいい声だしてた。
いつもより高めだけどすごく要くんぽくてかわいかった。

ACTORSソンコレ2

 

 

 

otakuchang.hatenablog.com

 

宇和島麒平くんでピエロを歌う森嶋秀太
端的に言ってヤバい。

森嶋秀太が歌がうまいのなんて知ってるし常識だろう。
でもキャラソンの場合うまいとか以前にキャラクターの声があってキャラクターの声としての演技がある。
それを踏まえたうえで歌っているこのソンコレ2、素晴らしい。

歌詞の中で特徴的なフレーズである「大丈夫」
一番最初に「大丈夫」と言ったその「だ」の「d」の時点であっこれすごい…と思った。

声優さんの声で私が好きなのは大体語尾で、息の抜き方が素晴らしいとかそういうことだが、言葉の最初、アタックが素晴らしいと思ったのは初めてだった。

というか森嶋秀太に肯定的な歌詞歌わせるのいい加減にしてくれ。
私が精神的にヤバい時、いつも自分自身に向けていた言葉が「大丈夫?」だった。
私はいつも「大丈夫」と返すけど、自分のことは信じていないのでいつもいつもなにかが不安なまま過ごしていた。
森嶋秀太が歌うピエロはそのころの私に1ミリの重さもなく肯定してくれる。
言葉の伝え方が神というか、ディレクションが最高なのでお歳暮を贈らせてください。

そもそも森嶋さんとはあまり演技の解釈が合わないなと思っていて、今回もあまり期待はしていなかった。
私が中学生のころよく聴いていたピエロは、名前も忘れた歌い手さんの綺麗な歌声で、大丈夫、大丈夫、と私に伝えていてくれた。
多分それが私の中のピエロであって、それ以外を聴いても腑に落ちないんだろうなと思っていた。
そんな中で聴いた森嶋さんのピエロ、最高だった。
アクターズはいつも私に最高を届けてくれるな。