仮面ライダー電王を見ました
佐藤健の顔面てカスタマーサービス満足度№1では?????????
前回仮面ライダー鎧武を見て面白さに衝撃を受け、他のも見たいなあとズブズブと沼に足を沈めている昨今です。
今回は仮面ライダー電王を視聴したので感想や考察など語っていきたいと思います。
ネタバレがんがんしていくつもりなので無理な方はご注意。
ちなみに見たのは本編+俺、誕生!+ファイナル+トリロジー3本です。
結構もやもやがあるんですが、私がなんか見逃してるのかなあ…
電王を選んだのはリアルタイムの時にずいぶん盛り上がっていた印象があったから。
いつか見たいなあと思いつつ見てこなかったのを、これを機に見てみることに。
まずなんと言っても佐藤健くんがすごい。
野上良太郎という主人公役だけど実質10役ぐらいこなしているのでは…?
私の見解では未来の桜井侑斗も佐藤健くんが演じているのでは、と思っています。
変身中の声の演技もうまいしそれぞれに憑依されてる時の表情とかもいいよね…
序盤はずっと「こんなん乙女ゲーやないか…」と思ってました。
イマジンたちとの関係性もそれぞれ良くて、私の中の夢女子心と腐女子心が一気に満たされた。
組み合わせるタイプの保険かよ…
未来の事故を予期して事前に積み立ててくれるじゃん…
で、いきなり考察に入るんですが、未来の桜井侑斗も佐藤健くんが演じているのでは?と思っている理由。
まず私は野上良太郎=桜井侑斗説を推していきたい。
もしかしたらもうここらへんは他の媒体で回収されてるのかもしれないけど。
私の考える相関図としては、
・野上愛理と野上良太郎(桜井侑斗)は夫婦である
・野上愛理と若い桜井侑斗は姉弟である
・ハナは野上愛理と野上良太郎(桜井侑斗)との子供である
って感じなんですけど…
自分で書いててもわけわからなくなってくるなこれ。
結構最初から決めつけて見てた部分もあるので、決定的なことを見逃してる可能性も大いにあるだろうなと思います。
侑斗が「桜井侑斗だ」って名乗った時点で「絶対違うわコレ~~」って思ったし、未来の謎の人物が桜井侑斗だと判明?した時も「いやいやいや絶対未来の良太郎だよ」と思った。
1話か2話ぐらいの時点で「未来の良太郎がイマジンとの時間を良い方向へ導くために何度も何度もループしてやり直してるんだろうな」って思ったし、最終回でもそう思った。
良太郎の「まだ気づかないの?」とか、カイの「またダメだった」とか。
多分電車の環状線のように時間はぐるぐるとループしていて、みんなそこから分岐点を作ろうとしてるんだろうなって考えてたらほんとに分岐点出てきたし、時間がねじれればねじれるほどハナちゃんの髪も巻かれていくし。
トリロジーの良太郎が何故違う子なのかは理解してないんだけど、もしかして弊本丸システム採用してる???
説明しよう!”弊本丸システム”とは、刀剣乱舞のオタク内において同じキャラであっても審神者(プレイヤー)が違えば設定も解釈も違う別の存在であるとする考え方である。
例:「弊本丸の三日月はモチを喉につまらせます」
なお、その後Fate/Grand Orderのオタクにも輸入された模様。(弊カルデア)
電王の設定的にキャラの誰がいてもいなくても成立するし、違う人が既存キャラ名乗ってもそれがその時間の中で正しければOKみたいな感じなのかな…?
私の想像ではカイも良太郎と愛理の子供で、ハナが産まれたせいでこの世界に存在できなくなってしまったのでイマジンを使って過去を変えようとしている…って思っているので、一応スジは通るような…
子供に関してはジークの一件でイマジンが妊娠中の胎内に介入できると示唆されていたので、妊娠中に時間が移り変わることによって産まれる人間が変わることもあるのかもしれない???
8月に産まれる予定だったのに最終回の時点で妊娠してないので、カイが産まれる予定だった→良くないことになるのですべて忘れて存在するはずの時間ごと消そう→カイの記憶があいまいになっていく(途中でモモタロスたちが良太郎に入りにくくなったのはそのせい?)
ハナちゃんが途中でちっちゃくなったのは、ハナちゃんが消される未来が分岐して、カイが消される未来へ向かったから、まだ未来が確定していない時期の姿になったのかなあと。
幸太郎によって良太郎に孫が居ることが確定してますが、私は良太郎と愛理の子供がハナだと思っているので、幸太郎はハナの息子だと思ってます。
トリロジーにてハナが親心を諭すシーンがありましたが、あれはそういうことなんじゃないかなあって。
さすがにハナちゃんがあそこで急に親心を出してくるのわかんないし…
そして私が一番モヤモヤしているのがトリロジーの愛理と侑斗のラブストーリー。
あれって本編で桜井侑斗(若)が未来に縛られなくなったことで愛理と結ばれる未来がなくなったらハナも産まれないやんけ!という推測への補完だと思うんですけど、
そもそも本編最終回でハナちゃんが消えなかった時点で桜井侑斗(若)がいなくてもハナは産まれるってことなんじゃないのかな?って思ってしまうわよね。アタイはね。
侑斗から愛理に向けたあの感情の数々は本来弟だったはずの自分がその場所に居られないことへの悲しみとかそういうアレもあるんやないかなあ…
「良太郎」って名前がそもそも良太郎がつけそうな名前だし、良太郎が産まれた日の絵が赤ちゃんの良太郎を第三者視点で描いてるし…
侑斗がイマジンを追って過去に飛んだ時に未来の桜井侑斗が危ないのを助けずに良太郎のほうを助けたのも、過去の良太郎が無事ならここにいる未来の桜井侑斗も無事だとわかってたからじゃないかな~~なんてね。
あともう一つ考えているのが、「リュウタロス」の名前の由来。
まずリュウタロスも未来の桜井侑斗(良太郎)が名前をつけたと思っていて、みんな昔話のヒーローからつけられているけど、リュウってなんだろう?
私が知識ないだけかもしれないんですが、推測として「まんがにっぽんむかしばなし」のOPから龍を連想してつけたんじゃないかなと。
龍って吉兆じゃなかったっけ??
リュウタロスの外見からしても中国テイストっぽいので、龍はプラスな印象で合ってるんやないかな。
そしてリュウタロスのことは時間の分岐の鍵とも思ってます。
何度も何度も同じ時間をやりなおした良太郎(未来の桜井)はリュウタロスを過去へ送り込むことで未来を変えたんやないかな~って。
良太郎(未来の桜井)がゼロノスとして記憶を消費していく中でリュウタロスからもその時間が消えて、何故良太郎の中に入ったのかわからなくなる。
イマジン自体はカイが作った存在なのでカイのような性格。
愛理への気持ちは良太郎の心に潜伏中に良太郎から移ったんかな。
愛理のことが好きで侑斗のことが好きじゃないという共通点もありますし。
こじつけっちゃあこじつけよ!
でもなんとなくひっかかってもやもやするのよ!
で、最後に「電王」という名前について。
中盤ぐらいまで全然気づいてなかったんですが、電王のベルト見たらローマ字表記が見えまして、
「DEN-O」
と書くんですね。
無理やりかもしれないですけど、「DEN」は「END」、「O」は「ゼロ」という解釈ができるんじゃないでしょうか?
つまり、
「END-ZERO」
全てを終わらせてゼロから未来をスタートさせていく存在だという考察です。
このぐらい10年前にみんな言ってたんかな。
「電王」によって「おう」の「う」は発音しないことがわかるので、
「RYOUTARO」から始まり全てのタロスたちにはゼロがあり、そしてSTARTの「S」がつく。
ていうかこれ書いて気づいたけど良太郎の名前の中に「YUTO」があるじゃんオイ~~~~~~~
RYOUTAROからYUTOを引くとRUARになるけど釣りのルアーとはスペルちがうよな~?
で、RYOUTAROとRYUTAROSは一字違いと。
「O」に関しては数字のゼロとアルファベットのオーと記号のマルを表していると思っていて、
ゼロ=時間の始まりと終わり
オー=王
マル=環状線
とかかな~と。
敵キャラって「O」も「S」もつかないよね…?
デネブも元々敵だったわけだし、伏線と言えば伏線かなあ。
私にとって仮面ライダー電王は良太郎による良太郎のための「ZEROへ至る物語」だなと感じていて、そこから一歩、どうにか分岐して「ONE」へ踏み出した瞬間から「NEO」が始まるわけですね。
でもあの戦った時間は消えていないので今も良太郎とモモタロスたちはあの時間で戦い続けていて、カイが目指す未来を阻止し続けているんだろうなあ。
さて、ぐだぐだと文章が蛇行してしまいましたが(電車だけに)オチもなにもないので私はこれから他の人の考察でも見たいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。